検査項目のご説明

血糖検査

糖代謝を調べる検査

 空腹時血糖 (BS)        

 基準値  60~109mg/dl
空腹時血糖とは血液中にあるブドウ糖の量を調べます。
ブドウ糖を分解するインスリンが膵臓で作られにくくなっている場合、血糖値が慢性的に
高い数値を示し「糖尿病」と診断されます。また、基準値より低い場合は肝硬変、
膵臓腫瘍、副腎機能低下症などが疑われます。

 HbA1c ヘモグロビンワンエーシー        

 基準値 NGSP値 4.6~6.2%
HbA1cは、赤血球のヘモグロビンと血液中のブドウ糖とが結合したものでグリコヘモグロビンといいます。ヘモグロビンA1cは、赤血球の寿命が(約120日)が尽きるまで付いて
いるので、その割合を調べることで、1~2カ月の血糖の状態を推測できます。
ヘモグロビンA1cが6.5%を超えてると糖尿病を考えます。そのほか高値になる病気と
しては腎不全、以上ヘモグロビン血症などが疑われ、低い場合は消化管のがんや肝硬変、
容血性貧血などが疑われます。